感動のモノ

女のトレンチの物語

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日本にいたのは晩春で、まだ寒い日もあって、トレンチコートをはおっている人がすごく多かった。
私はトレンチにすごく憧れていて、、、
というかそのイメージに憧れていて、
この3つの写真が大好きです。

トレンチは元々、イギリスのミリタリーコートで、肩のエンポレットと呼ばれるフックの部分は、戦場で見方の戦士が倒れたのを紐でエンポレット同士をつなぎ、引きずってでも運ぶという役割があったそうです。イギリス戦士の誇りのひとつだったかもしれません。

戦場で身につけるものは生死にかかわるので、
ほかにも様々な機能あり。
地図をいれるための大きなポケット、Dリングは手榴弾をかけるためのものともいわれ、胸には防弾チョッキが仕込まれていることもありました。

戦場でない街を華奢な女たちがトレンチを着るのは、
平和のかけらのようで、
私は男のトレンチより、女のトレンチが素敵に思えたりします。

それにしてもこのトレンチ、
都会に住むちょっと孤独で、ちょっと強い、クールな女性のイメージがします。
日本の女優の岸恵子さんとか、、、
でも誰が着ても、不思議となんらかのストーリーを語るようで、
他にこんな服はないなぁ、、、と思うのでした。

ちなみに一番下の写真は「ティファニーで朝食を」。
原題はカポーティの小説で、主人公のモデルのアイデアとなったのは彼のお母様という噂。
映画では彼女の偏った夢であったニューヨーク富豪の仲間入り、
というテーマは軽く扱われていますが、小説ではとても皮肉に孤独に描かれています。
写真のオードリーが着ているトレンチはラストシーンにも着ていて、
ヤケで飼い猫を外に追い出し、土砂降りの中、その猫をまた探しにいきます。
都市の上流社会を蝶のように舞うという、
その見かけだおしの快感は、
路頭に迷うずぶぬれの猫のような心にしかすぎなくて、、、

トレンチを着る女性の物語、まだいろいろありそうです。



私の街をスパイ

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前方に不審な物体発見。


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そのまま追跡せよ。



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追跡の結果を報告いたします。物体はビニールに空気がはいり、CO2に浮かぶものと思われます。くぼみにニンゲンが入るしかけになっておるようです。海でニンゲンが浮上するための物体と観察いたしました。

この街、不思議な物体があちらこちらに勃発いたします。今までいろいろと気づかずに10年以上もおり、失礼いたしmした。また感動し報告いたします!



ティーンの脳のばかちから

4ヶ月にわたって連続したツアーの仕事が終わって、
いつものテンコモリ家事と事務は見ないフリして、プールへ。
3キロ泳ぎ大満足!

終わって大きなホールでレモンのハーブティーをのみ、
大きなソファに座って雑誌NewYorkerの古いのをぱらぱら。

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15歳の大人気ブロガーTaviの記事が。
Tavi, ファッション*アートのティーンブロガー。そして今は編集者。
最初は自分ひとりで書いていたのが、
毎日5万人の読者が
世界中から彼女のテーマに沿った記事を寄せ、今や多くの読者との
コラボ記事があふれる。

一見は百聞にしかず。
彼女のブログはおとなが見てハッするおもしろさです。
http://rookiemag.com/

ラガーフェルド、プラダ、ディオールなどの大御所が絶賛、
ファッションショーの特別席に招待されるほど。
本人はそれに踊らず、あくまでマイペースのようですが。

で、私の読んだ記事は、
彼女のアートとファッションを見る晴れた目が
大人のブランド志向の曇りがちの目を超えている、とのこと。

そりゃ大人のファッションは打算的だし、
おもしろいだけじゃ成立しないだろから、
15歳の破天のアートセンスには勝てないかも。

そういう考えにいたったのは、
自分の人生を考えても15歳あたりっつうのは、
ビシビシと想像を創造に変えることができたよな頃だった。
今はその半分以下、かなり以下以下、だ。

実は
脳に創造の活力を与える、しあわせなホルモン、ドーパミンは
20歳をピークにして、10年おきに10%低下するのだそうだ。
〔個人差はありますが、、、)

おとなの私は、
何かと知った顔ですが、
想像と創造に秀でる若い世代にもっともっとの尊敬を捧げたいです。
人生の決断や、空気をよむ力、出来事の数々を編集するのは、
おとなの脳、海馬が力を発揮するとのことですが、
それをふりかざすってのは筋違いってこったぁ。てやんでぇ~
こっちとら、まだまだダぃっ。

と、べらぼうに雑誌を閉じて、、、


さ、家帰って夕飯つくろ。





胸にくる感動

やる気ねー、くら~ 

そんなスカタンな気持ちを、世の中の人々はどう乗り越えていらっさるのだろう?

私としては、この週末、この2手でどうにか負けを乗り越えたのでありました。

*最初の1手

まずとりあえず仕事に行く。行けばどうにかなる、ってなもんだ。
今回の仕事は例のミスったビデオの仕事。

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スタジオHUBはデジタルスタジオで、ひらったい大きな敷地にいくつものスタジオがある。
アートプロジェクトをプロヂュースしたりする注目の場所なんす。
スタジオのスタッフ、やたら明るい~

*次は、、、

遊ぶ。
今回は友達が連れ出してくれた。

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ふたりは姉妹、いえ実は母娘。
友達のキャンディは若き母、キャンディアーティスト、
娘は大学卒業したばかりの私のアイドル。

うちの夫が入院したからお見舞いに、と、和食を10品目もつくって来てくれた。
筑前煮、かきあげ、にくじゃが、野菜いため、にら玉、、、
料理の達人はさすが!
「さすが」としかいいようがない味とこの品目の多さ。
彼女はディズニーでアートパフォーマンスを連日しているにも関わらず、
時間をさいて、こんなに作ってくれた。
母がこういうことをよくしてくれたっけ。じぃ~ん。

娘は、いつもかわいい手つくりアートのデザートをくれる。

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チョコフレークのもぐらくん。
顔がひとつひとつ違う。アメリカはチョコフレークがないので、自作チョコレートコーンフレーク、彫刻みたいにつくりあげたのだそうです。細かいところまですごくよくできてる!
もぐらのアニメのようだ。

料理の鉄人の10品目は食べるのに興奮し、写真をとりそびれましたが、感動でした。
言葉では言い切れない位、何度も胸が熱くなりました。

料理を冷蔵庫に入れた後、ダウンタウンへウインドウショッピングやファーマーズマーケット、フレンチカフェ。
サラソタはでっかい美術館があるので最後そこへ。
写真をとらず、わぁわぁうるさい3人でありました。また今度ゆっくり来て、写真をいっぱいとりたいです。
ここは66エーカーもある大美術館なのです。

お、なんかいろいろやってみたいやる気がでてきたやんか。
ええやんか!
友達はありがたいです。
感謝&感謝&合掌

感動は負けが込んできたとき、
ふらっと現れて、胸を熱くして、去っていく。
何も解決してないけど、
その感動は解決よりも素晴らしいことだったりする。

さ、来週はNYとヒラデルフィアのショー!
私が与える側にならんとあきません!
ほんまにわかってんのかぁ~

続き

Dennos Museum_edited-1

TWISTというタイトルで竹の現代美術がDennos Museumというミシガン大学の美術館で開かれ、
私は美術館内のコンサートホールでショーをしました。
それが前回のブログの雪の風景のミシガンでありました。
いっぱい写真を撮ったのでその美術館の展示もアップしてみたいと思います。

私はこのポスターを日本で見かけ、見たかったのですが、期間が合わず見逃し、
アメリカくんだりで見るなんて、ちょっと笑ってしまいました。


Dennos 3

竹細工は伝統的な技で、どんなにモダンアートであっても、伝統の香りは抜けません。
細かいところまで、技を尽くしているかんじでした。


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これは、何気に通り過ぎてしまいそうですが、この角度まで曲げるなんて!驚いて、ぼーっと見てました。


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この美術館は現代美術が主で、デジタルのインスタレーションもあり、
足を踏み入れると、あたしの写真を撮ろうとする姿が、動きに合わせて実物大でぐるぐると変わってく。
色が好きで、やめられない。

Dennos digital 1


Dennos digital 3

あとは油絵のコレクションがいくつかあり、そのコレクションが私の好きなタイプの絵ばかりで、楽しくてしかたないのです!
半日どっぷりとうろうろしました。

Dennos 5

楽屋の前にはちょいかわいい猫の鉛筆(?)のドローイング。
ふふふ、思わず微笑みながら楽屋に入りました。

アートが自分の環境にあると、こんなにも楽しい!

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