201312

Mr.Miyawakiの壮大なプロジェクト



小さい頃のわたし「ねぇ、おかあさん、なんでシワスっていうの?」
母「年末は忙しくて先生が走り回るから」
わたし「おかあさんは先生やけど、走ってないやん」
母「ほなら、走ってくるわぁ (たったった>>>>狭い家のなかを走る)」
     そしてそれを追っかける私は笑いが止まらなかった。

この理由のない年末の忙しさは、
笑って走るしかない。
大掃除にしろ、年末の会計にしろ、来年のArt-in-Schoolプロジェクトの準備にしろ、
やらなあかんことばっかりやんかぁ~、
え、あと3日しかない。。。。
うぅぅぅ、、、胃がきりきり痛い。

深夜、眠れなくて雑誌を読む。

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日本の環境科学者Mr.Miyawakiの記事。
85歳!!!
津波の堤防のコンクリはみじんもなくくずれたが、
お寺や神社の昔からの木はしっかりと立ちはだかり、人と建物を護ったのだそうだ。
ならば、
次の津波に備えて、海岸に面する地に林をつくって護る。
さらには、
世界中にその林をつくり、次の氷河時代!にそなえる、、、
ニホンゴではこちらを参考に → http://morinobouchoutei.com/?page_id=25

壮大なプロジェクトを唱える科学者に
私はうなって感動し、
翌日元気になり、
絶品のジャズをかけ、大掃除という壮大なプロジェクトに向かうのでした!


追記:てっぺんにあるビデオが絶品のジャズ:Take 5 をクインシージョンズとハービーハンコックがカバーした1983年のアルバムから。

追記:この”WIRED”という雑誌。ニホンゴでオンラインにあった。http://wired.jp/
宮脇氏の記事はなかったのだけれど。


2013年12月24日

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相変わらずツアーショーを続ける私の1年はシカゴ空港が仕事仕舞いでした。
メリークリスマスを唄う空港は家族のもとへと急ぐ人々でいっぱい。

メリークリスマス!
世界中が光を絶やさず生きていけますように!!

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私のイブはここ。
フロリダの半島をつなぐこの橋をみていました。

空港にいくときにいつも渡る橋、Sunshine Sky Bridge.
大好きな場所。
いつの間にか、フロリダは私の町になり、大好きな場所がいっぱいある。
ここで何度もクリスマスを過ごし、
かけがえのない愛する人や友達に囲まれてここまできた。
私のクリスマスイブは、溢れる思いでいっぱい。
かけがえのない愛する人や友達、、、。
、、、、。

まだまだだなぁ、、あたしは。

神様、どうか私にちからをください。
私にこの世の使命があるならば、
せめて何かが果たせますように。

Merry Merry Christmas, Everyone!

クマ観察

先月、カナダ北部のBritish Columbiaでショーをした時、
校長先生がおもしろがって、私にいくつかの写真を見せてくれた。
クマ観察の遠足で、生徒が撮った写真だという。
(いくつかメールで送ってあげるよ、とついこの間メールで送ってくれた)

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このクマさん、、、何か言いたげ。
   ナニ見てんねん、文句あんのか、ってお顔してはります。

で、その赤いお口元は、もしかして、というか、もちろん、血ですよね、、、

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そういうことね、サーモンのお刺身やね。
そ、そんなに爪むきだしで、食べなくてもええと思うんやけど、、、

校長先生いわく、鮭が団体で渡ってくる季節があり、
その時期にクマは大フィーバーで食べるのだそうで、
ほんでもって、食べるのにお忙しいあまりに、他の事は気にならず、
生徒達が近寄っても平気なのだそうです。

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うわぁ、いくら平気といっても、こんな近くで見ていたの?
写真左に、生徒の後姿と雨靴のあんよが。
他に7人ほどの生徒が木に枝に座って間近にクマを見ている写真があった。

山と川、海を抱くこの村の住民にとっては、
自然と野生の動物が日々の現実で、
そういう現実をこの学校では教えていかなくてはいけない。
学校をあげての植物採集や釣りの行事も恒例なのだそうだ。
私がここの生徒だったら、いったい何を学んでいただろう?







Shall we begin?

カナダから戻り、バタバタと次のシカゴに向かいます。

空港へ車を出してくれるマリーが開口一番に言う。
「ミスターマンデラが死んだんだよ。世代が交替していくね。」

まだ暗い朝の空港、
私は、鬼の引越しのようなスーツケースを持ち込みながら、
マリーの言った「世代交替Generation change」を考えていました。
若い頃はこんなスーツケースや機材は軽く持ち上げ、
寝なくても休まなくてもへっちゃらで、
毎日のようにショーと移動が続いても楽しいだけだったぁ、
ふぅ~、 体力落ちたし、気持ちの輝きも落ちたかな。
世代交替ってことなのかな。

私が生まれた60年代、育った70年代、巣立った80年代、自立した90年代。
鉄腕アトムや秘密のあっこちゃんやバカボン。
友達から嫌というほどきかされたカーペンターズ、ジミヘン。
衝撃がいつまでも抜けなかった寺山修司の演劇、絶対に可愛いと思ったマリリン・モンロー。
大阪とNYで毎日のように聴いたマイルス・デービス、そしてルー・リード。

みんな逝ってしまった。

そして次の世代のヒーロー達が人々の心をかきたてる。

そういえば、、、こないだアトランタの楽屋で,
NYから来た日本人の演劇グループの若い子達となにげに話したんだ。
「ね、くにこさんのがかつて暮らした80年代のNYってもっと刺激的だったでしょ?」
「そうやね、確かに今より危なくて、やけどしそうな感じがあったと思うよ。けどね、私が住んでた頃は、年上の人たちが、70年代はなぁ、もっと今より危なくってな、って自慢したもんなの。多分、彼らが若い頃は、60年代がもっとすごかったって、年上の人から言われたんだと思うんだよ。」

世代交替っていうのはある意味くり返しの部分がある。
その若い子達は、なんだかよくわかんない顔をしてた。
私だって若い頃は世代交替なんてわからなかったし、どうでもよかった。

今週のシカゴーのショーは大学の劇場に小学生が来て、
ステージから見渡すとじっとしてない子供達の群れ。
次の世代がもうそこまで来ている。そして私をじっと見ている。
私は彼らに何かを残せるだろうか、
と月並みなことを考えてみる。
まぁ、いいや、何も残せなくても。残すためにショーをしているんじゃないし、、、
( ↑ 言い訳 & 強がり )
でも確かにいえるのは、
何か残せたらうれしいって事と、
そう思うことが不思議なちからになっている事。
私はここから始めたっていい。Shall I begin?

たくさん残してくれた偉大なミスターマンデラのアパルトヘイト反対運動のインタビューを最後に。
(大まかな和訳:ヨーロッパの支配下にあるのではなく、自分たちの政治をするために、私達は暴力を使わず運動をしていく。)



PS: 彼の事を題材にした映画が封切りになりました。ミスターマンデラ役を演じたのは注目のIdris Elba。