日本の子ども図書館

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上野の国際子ども図書館へ調べ物にいって、あまりにも気に入って、3日間も通いました。

子ども図書館ですから、子どもの図書、絵本、そしてその資料が2階にあり、3階はホールになってます。安藤忠雄事務所の建築デザイン。全体に広々として、幼稚園児のグループが走り回ってはりました。
ほんでもってこの絵本の部屋も、丸いのをいいことに、幼稚園児のグループがぐるぐる走り回ってる。
座って本を読んでるのはほんの数人。あとは全員といっていいくらい、走る&走る。

壁にそって小さな子ども用の小さな椅子が小さく並んでおり、
162センチを丸めて座する私は、まるでガリバー。
走るのを急にストップして3人の女の子達、その窮屈げなガリバーをじっと見てのたまう。

「おとなのほんはないのにどうしてここにいるの?」
「あのね、あたし、じつはこどもなの」と、しょーもないことを言う私。
「じゃ、いっしょにあそぼ」
「本が読みたいからやだ」と言い切る私。
「あとでよめばいいのに」
「あとじゃだめ」と言い訳の私。
「どうしてだめなの?」
「なんでそんな事聞くの?」と言い返す私: 質問を質問で返す=ひつこい子どもとの会話を終わらせる手段→それは効果テキメン。3人娘は「ミッキーのほんをさがそー」と宣言して走り去った。

それにしてもこの幼稚園児達、図書館を走り回っていいのか?
図書館のおにいさんは知らんふりだし、せんせいも何も言わない。

私がようちえんの頃、図書館がこんなにいい遊び場だったら、もっと本が好きになったかもしれない。

本は静かに読むものと決めつけているけど、
うるさく走る合間にちょいと見たっていいかもしれない。
子ども図書館なら、それでいいかもしれない。

あの3人娘はやがて走り尽きて本を開いている。他の20人ほどの幼稚園児も、いつの間にか、すわって絵本をぺらぺらめくり始めていた。結局は自発的に全員が読書をするというエンディング。夢みるような感じだった。


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お昼になって幼稚園グループのせんせいが「帰るお時間ですよ~」、と声をかけると、3人娘があと3人をぞろぞろと連れ、わざわざ私のところまできて、まん丸のおめめで合唱。
「さ、ようううう、ん、なぁ、らっ」

礼儀正しいやんかぁ~
はいよくできました。ガリバーはお別れのあいさつの後、
2階の資料室に移動し、さらに楽しい図書体験をするのでした。


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